大手各新聞の社説をサイトでウオッチングするようになって約5ヶ月。
やはり各紙の特色というものが出ていて面白い。
特に、ここ最近の衆議院解散および選挙戦に至り、
それぞれどの政党寄りかが鮮明に分かる。
一応各政党の政策・戦術に対して評価・批判しているように見えても、
支持していない政党に対しては厳しく、している党に対してはきつくない表現をしている。
各紙がどちら寄りと感じたかは以下の通り。
産経・・・とことん政府・自民寄り。
朝日・・・とことん自民批判。民主寄り。
読売・・・きっぱり政府・自民寄り。
毎日・・・やんわり民主寄り。
日経・・・中立から少し自民寄りというか民主に厳しい。
今回の選挙が「政権選択選挙」である以上、結局は自民vs民主の構図になる。
その他で影響力があるのは公明くらいで、他は無視しても大勢に影響はない。
ましてや最近いきなりできた新党2つは「選挙互助会」評価で各紙とも一致している。
上記の全紙が一致した場合はほぼそれが世論だと思っても良いだろう。
無論、内容によってはその世論に誤りがあった、ということも往々にしてあるだろうが。
んで、今回の本題は産経新聞。
九州人の自分にとっては、せいぜい図書館くらいでしかお目にかかれない。
どうも販売網が無いようである。(そのためか社説の内容は1日遅れだった。)
普段読めないだけに、読んでみるとなかなか面白い。他紙にない特性がある。
社説のタイトルを「主張」にしたり、コラムに「正論」とつけてみたりと、
読者に向かって自己主張が強いのだ。
また主張の内容も実に興味深い。
「靖国神社礼賛」「扶桑社教科書援護」型の内容のいずれかが
週に2回は入るという力の入れ様(今が8月ということもあるだろうが)。
他にも「南京大虐殺は無かった」「朝日新聞への糾弾(ごくたまに毎日新聞)」といった
論調もたまにあるし、さきの戦争を「大東亜戦争」としか書かないセンスなど
コレはまさしく「新しい歴史教科書」であり
読んでて
ワクワクドキドキするほど刺激的である。
これは敵も多かろうが、賛同者も割といるのではなかろうか。
同じ保守系でも読売が親父的論調とすれば、産経はまるで青年将校である。
ここまできっぱり右向きだといっそすがすがしく思えてくる。
取りあえずは「主張」の内容に理がある時は納得し、
カッ飛んだ内容ならツッコミを入れつつ楽しもうと思う。
そういえば、新聞を選ぶ際に
内容を吟味して決めたり、自分の主義に基づいたりする人はどれだけいるのだろうか?
例えば我が親父様。
今は地元紙を取っているが、以前住んでいた所ではいつも朝日新聞だった。
だからといって別に革新系の思想があるわけでもない。むしろ保守的か。
何せ車を買う際に「歩いて一番近くにあった」という理由だけでメーカーを決めてしまう人である。
どうも「最初に勧誘員が来た」だけで取り始めたのではなかろうかとひそかに推測している。
まぁ普通の市民の購読動機なんてそんなものなのかもしれない。
新聞側の論調をある程度理解したうえで、必要な情報を取捨選択すればいいだけのこと。
全部信用すると、少しずつ洗脳されるなんてこともありうるだろう。
それに新聞で読むところは政治面,社会面,テレビ欄だけじゃないしね。
中盤のあたりの文化面あたりも各紙の特長が出ていて面白い。たまには一通り読むべし。
そして最後に我が家が地元紙な理由。
私:あんまりこだわってないが、田舎なので地元情報が充実してるほうがいいかな。
妻:折込チラシの量が全然違うんじゃーっ! 安売りチェックが最重要課題だろうが
コラ!
・・・そういうことです。 少し誇張入ってます。
テーマ:コラム・社説 - ジャンル:ニュース
- 2005/08/26(金) 21:58:33|
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