各紙朝刊の一面下にコラム欄があります。
ここを(サイトで)読んでると、社説以上に各紙の意見・立ち位置がよく分かります。
中には「どう見ても偏ってるだろコレ」とツッコミたくなるものもあるし。
ただ読むだけでは勿体無いので、たまに評価してみたいと思います。
[田中康夫落選について]
・産経抄(産経新聞)
・編集手帳(読売新聞)
・余録(毎日新聞)
・春秋(日経新聞)
総じて言える事は、みんな田中知事(今月末まで)のことが
好きではなかったんだなぁ、ということ。 ワタクシも全然ダメですが。
この話題を「やぶ蚊」にたとえてまとめた、編集手帳の表現方法は見事だ。
「県政に巣くう官僚支配というヤブ蚊にうんざりした人々の拍手に迎えられたものの、
香りのいい蚊遣(や)り香をたいてくれるかと思いきや、短兵急にヤブを焼き払う。
手荒さに、蚊よりも先に県民が音を上げた。(中略)
蚊取り線香の火は、渦巻きを一巡しても同じ場所には戻らない。行政の火も
そうあるべきだろう。ヤブ蚊が謳歌(おうか)する「田中以前」の昔に回帰するだけ
ならば、6年の歳月が無駄になる。」
つまり県民は、田中康夫が嫌になったから3選を阻止したのであって、
当選した村井仁氏をことさらに支持したわけではないんじゃないか、ということ。
なにしろこの人、田中康夫全否定でダム建設再開に意欲的に見える。
そもそも郵政民営化反対派だったから、去年衆議院選挙立候補できなかったようだし。
官僚と県・市町村議員と土建屋のための政治が復活する条件は整ったね。
ただ、村井氏は改革派の政策通、という産経情報も一応考慮しておくべきか?
まぁ他県の事情というのは思いっきりひとごとですが。
[白木利周(としひろ)さん]
・天声人語(朝日新聞)
朝日だけ独自の話題で。田中康夫には社説でムチ打ってるからいいか。
神戸市中央区の公園にある「1・17希望の灯(あか)り」を管理する白木さんの話。
震災で息子をなくし、息子の遺品のバッグを担いでボランティアを続けていたが、
そのバッグを車においていたところをガラスを割って盗まれたそうだ。
見知らぬ他人の悪意は、人の気持ちや思い入れを容易く無にする。
「どこかに捨てられているのでしょう。何としてでも見つけ出したい」。
白木さんはそう話したという。
やりきれなさが残るが、前向きな姿勢でいてくれるのが救いでもある。
テーマ:マスコミ報道検証 - ジャンル:ニュース
- 2006/08/09(水) 01:04:04|
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