最近雑誌はほとんど読んでないので、主に携帯サイトのチェックに終始している。
そのサイトも「Kamipro Hand」なので、いささか偏りがあることは否めないが、
ほかのプロレス雑誌系よりは波長が合っているので、当分このままだろう。
で、最近気になっている団体は以下の通り。
1.DDT
ダントツで面白い。もちろんネタ的に。
社長レスラーの高木三四郎が突如「アイム・チョーノ」化して(要するに新日本の蝶野のマネして)、
最狂ユニット「チーム2サウザンアイランド」を立ち上げたり悪事をしたりしてるのを
ぜひ見たかったのだが突然「アイム解散」してしまったのは残念至極。
最近のインディープロレス団体には珍しく、ギャラをきっちり払うことで知られているが、
WBS(ワールドビジネスサテライト)にまで社長として出演したのはビックリ。
年間興行売上が3億と聞いてまたビックリ。
団体内の別興行である「マッスル」や「ユニオンプロレス」も見たいっ。
○「マッスル」・・・DDTのレスラー兼映像班のマッスル坂井が中心になって行われる興行。
名前からして「ハッスル」のパクリだが、エンタメ化がさらに進みすぎ、
映像アリ脚本アリなのは当然のほぼ小劇場演劇と化しているらしい。
プロレス界初の再演(内容が前回とほぼ同じ)なんてものまでやってしまった。
メインイベントのクライマックスではなぜかスローモーションになるらしい。
こうやって文字にするとふざけてるようにしか見えないが、
見た人は不思議と感動するらしい。 なんかいろいろと新しすぎる。
前回DDT見に行ってからもう1年かぁ・・・また見たいなぁ。 東京出張の予定は全然ないが。
メカマミー(ミイラ男なのだがドリルとロケットパンチを持つ)を生で見るまでは死ねんなぁ。
静岡での興行では必ず出てくるという、「みかんマン」「お茶マン」も見たい。なんちう安直な。
2.エルドラド (El Dorado)
いまや大手団体?のDRAGON GATE を退団した選手や、そのあとメキシコの闘竜門を卒業した
若手選手の登場する団体。なんと近藤修司がエースというのだから時代は少し変わったなぁ。
ドラゲー時代のユニット「悪冠一色」の再結成を目指していたが、若手有望株の菅原拓也が
近藤に噛み付いてきたため断念。まぁこれはしかたないね。また、brotherYASSIが「辻本恭史」
として、出身校の南京都高校の後輩の選手たちとタッグを組むなどしているようだ。
以前の興行ではbrotherの高校卒業文集写真がオチに使われたようで、それは見たかった!
まだまだいろいろ面白くなりそうなのだが、いかんせん集客に結びついていないようなのが残念。
新宿FACEなどの300人規模の会場でしか興行できていない。 なんとか後楽園ホールにならんか。
いつか見に行きたいので、それまでがんばって欲しい。ドラゲー退団した谷嵜なおきも来たことだし。
その他、みちプロでも活躍しているという、「バラモンケイ&バラモンシュウ」コンビが見てみたい。
要するに佐藤恵・佐藤秀兄弟なのだが、ヒールになってから実にイキがいいと聞いている。
「しゃちほこマシーン」や「セーラーボーイズ」やってた過去は、もはや黒歴史なんだろうなぁ。
まぁ「コンドッティ修司」も「ヘンリー3世菅原」も黒歴史か。
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- 2007/01/24(水) 01:15:07|
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各紙朝刊の一面下にコラム欄があります。
ここを(サイトで)読んでると、社説以上に各紙の意見・立ち位置がよく分かります。
中には「どう見ても偏ってるだろコレ」とツッコミたくなるものもあるし。
ただ読むだけでは勿体無いので、たまに評価してみたいと思います。
[田中康夫落選について]
・産経抄(産経新聞)
・編集手帳(読売新聞)
・余録(毎日新聞)
・春秋(日経新聞)
総じて言える事は、みんな田中知事(今月末まで)のことが
好きではなかったんだなぁ、ということ。 ワタクシも全然ダメですが。
この話題を「やぶ蚊」にたとえてまとめた、編集手帳の表現方法は見事だ。
「県政に巣くう官僚支配というヤブ蚊にうんざりした人々の拍手に迎えられたものの、
香りのいい蚊遣(や)り香をたいてくれるかと思いきや、短兵急にヤブを焼き払う。
手荒さに、蚊よりも先に県民が音を上げた。(中略)
蚊取り線香の火は、渦巻きを一巡しても同じ場所には戻らない。行政の火も
そうあるべきだろう。ヤブ蚊が謳歌(おうか)する「田中以前」の昔に回帰するだけ
ならば、6年の歳月が無駄になる。」
つまり県民は、田中康夫が嫌になったから3選を阻止したのであって、
当選した村井仁氏をことさらに支持したわけではないんじゃないか、ということ。
なにしろこの人、田中康夫全否定でダム建設再開に意欲的に見える。
そもそも郵政民営化反対派だったから、去年衆議院選挙立候補できなかったようだし。
官僚と県・市町村議員と土建屋のための政治が復活する条件は整ったね。
ただ、村井氏は改革派の政策通、という産経情報も一応考慮しておくべきか?
まぁ他県の事情というのは思いっきりひとごとですが。
[白木利周(としひろ)さん]
・天声人語(朝日新聞)
朝日だけ独自の話題で。田中康夫には社説でムチ打ってるからいいか。
神戸市中央区の公園にある「1・17希望の灯(あか)り」を管理する白木さんの話。
震災で息子をなくし、息子の遺品のバッグを担いでボランティアを続けていたが、
そのバッグを車においていたところをガラスを割って盗まれたそうだ。
見知らぬ他人の悪意は、人の気持ちや思い入れを容易く無にする。
「どこかに捨てられているのでしょう。何としてでも見つけ出したい」。
白木さんはそう話したという。
やりきれなさが残るが、前向きな姿勢でいてくれるのが救いでもある。
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- 2006/08/09(水) 01:04:04|
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久しぶりにぞくぞくした。
新しい歴史的事実を目にした時の高揚感である。
昭和天皇の晩年のコメントを、当時の宮内庁長官の富田朝彦氏(故人)が
書き残していたのだが、そのメモの内容が明らかになった。
昨日の日経新聞朝刊1面スクープで始まった報道は、
夕方までに日本中を席巻した。
メモ内容は以下の通り。(毎日新聞サイトから転載)
----------------------------------------------------------
私は 或る時に、A級が合祀されその上 松岡、白取までもが、
筑波は慎重に対処してくれたと聞いたが
松平の子の今の宮司がどう考えたのか 易々と
松平は 平和に強い考があったと思うのに 親の心子知らずと思っている
だから 私あれ以来参拝していない それが私の心だ(原文のまま)
----------------------------------------------------------
[内容の解説(これも毎日新聞サイトから転載)]
「松岡」はA級戦犯で合祀されている日独伊三国同盟を締結した松岡洋右元外相(東京裁判の公判中に死亡)、「白取」は白鳥敏夫元駐伊大使(同裁判で終身禁固刑、収監中に死亡)、「筑波」は66年に旧厚生省からA級戦犯の祭神名票を受け取りながら合祀しなかった筑波藤麿・靖国神社宮司(故人)とみられる。
メモはさらに「松平の子の今の宮司がどう考えたのか」「松平は 平和に強い考があったと思うのに」などとしたうえで、「だから 私(は)あれ以来参拝していない それが私の心だ」と記している。「松平」は終戦直後の最後の宮内相、松平慶民氏(故人)。「松平の子」は、長男で78年10月ににA級戦犯を合祀した当時の靖国神社宮司、松平永芳氏(同)とみられる。昭和天皇は松平永芳氏が決断した合祀に不満だったことを示している。
----------------------------------------------------------
宮内庁長官は、天皇の普段の発言を十分聞くことのできる立場であり、
この発言だけでなく多くのメモを残していることから、
資料としての信憑性は高い。
日本は天皇親政ではなく立憲君主国であるから、
天皇は政治を左右するような公式コメントを出すことはない。
正直、「当たり障りの無いもの」といい切ってしまってもよいと思う。
でも戦前・戦中・戦後を、「現人神→象徴」となって生き抜いた昭和天皇が
非公式に側近に残した発言・・・
その内容は、確かに歴史の肉声といってよい。
昨日このニュースを聞いたときのワタクシ的感想
・・・「こりゃあ、明日の朝刊各紙の社説が楽しみだ。」
我ながら興味の方向性が変だと思わなくもないが、
社説ウォッチングをやっててよかった!と思ったのも事実である。
そして今朝の各紙の社説での主張を一部抜粋すると以下の通り。
----------------------------------------------------------
産経:
富田氏のメモは学問的な評価にとどめるべきであり、
A級戦犯分祀の是非論に利用すべきではない。まして、首相の靖国参拝をめぐる
是非論と安易に結びつけるようなことがあってはなるまい。
小泉純一郎首相は富田氏のメモに左右されず、国民を代表して堂々と
靖国神社に参拝してほしい。
朝日:
A級戦犯が合祀されているところに参拝すれば、平和国家として生まれ変わった
戦後の歩みを否定することになる。昭和天皇はそう考えたのだろう。
戦没者に哀悼の意を示そうにも、いまの靖国神社ではそれはかなわない。
読売:
昭和天皇は、一貫して戦争を回避することを望みながら、立憲君主としての立場を
踏まえて積極的な発言は控えたとされる。その立場から、戦争責任を問われるべき
指導者の合祀に納得できなかったということだろうか。
富田メモは、「A級戦犯」分祀論議にも一石を投じることになろう。
毎日:
(靖国神社が)戦没者に感謝と哀悼の誠をささげるための施設として議論の余地が
ないなら、なぜ内外で大きな論議を呼ぶのだろうか。その最大の原因は、A級戦犯
合祀にある。その事実を冷静に考えるならば、いまの状態で首相が靖国神社に
参拝するのは、やはり適切ではない。
日経:
戦没者に対して深い哀悼と感謝の念をささげることは当然のことであり、その点に
限って言えば、靖国参拝も否定されるべきことではない。しかし、A級戦犯合祀は
内外の理解を得るのが難しいのも事実である。中国、韓国の反発だけでなく、
米欧の世論も厳しい目を向けていることを忘れてはならない。
----------------------------------------------------------
まぁほぼ予想通りの論調だなぁと言える。
読んでて楽しいのは相変わらず産経で、
「メモだけでは、昭和天皇が14人全員のA級戦犯合祀に不快感を示していた
とまでは読み取れない」
とステキな主張。そう読めなくもないけど、いくらなんでも隅をつつきすぎだろ。
人、それをこじつけと言う。
合祀擁護派は旗色が悪くなった・・・かと思ったら、
小泉首相は「心の問題」と意に介さない様子。
このおヒトに対しては、国民は最早バカ負け気味。
退任まで我慢するしかないのかなぁ?
また終戦記念日が来るのだが、余計な問題起こさないことを望む。
少なくとも、今回のメモが、
「昭和天皇が靖国神社参拝をやめたのは、A級戦犯が合祀されたから」という説を裏付ける有力な証拠になりえたのは間違いない。
となると、
A級戦犯を分祀すれば丸く治まるのか?という問題がある。
分祀についての各紙の主張はこんな感じか。
産経・・・明確に分祀反対。新たな追悼施設も不要。堂々と靖国神社へ。
読売・・・分祀も議論すべきだが、靖国神社は教義上分祀不可能として拒否している。
靖国神社には、宗教法人としての自由な宗教活動を認め、他方で、国立追悼
施設の建立、あるいは千鳥ヶ淵戦没者墓苑の拡充などの方法を考えていく。
「靖国問題」の解決には、そうした選択肢しかないのではないか。
その他・・・分祀すべきだが、(以下は読売とほぼ同じ)
産経と自民党靖国擁護派がどれだけ頑張れるかを注目したいが、
次期首相がほぼ確実な晋三君は強硬な擁護派のようなので、
今の状態が当分続くかもしれんなぁ。
そのまた次の首相あたりに期待しようか。 気の長い話だなぁ。
待ってる間に国際関係が更に悪化する可能性もあるしなぁ。
中国とはまだしも、韓国とは紛争の1回でもやらかしそうな気がするんだよなぁ。
ま、政治家は変節するものだしね。 産経は変節しそうにないが。
とにかく、
今後、戦後昭和史の史料となる文書は続々と出てくるものと思われる。
正直、楽しみにしているのだ。 歴史好きのハシクレとしては。
中学高校の授業では昭和史、ましてや戦後史なんかやらない。
そこまで手が回らないと言った方が正直なところだろうか。
とは言え、いざ試験の時にこの範囲が出題されたら運が悪かった・・・では済まないから
勉強したければ自分でやるしかない。 ふんばれ受験生、一度は通る道だ。
ただ、受験参考書の説明って暗記のための歴史的事実を羅列しているのがほとんどで、
読んでて楽しくないのよ。
そりゃそうだ。 歴史を学ぶ楽しさは、事件や事象の裏にある人の行動や主張、そして
人と人とのつながりを見ることにより、過去と現在がつながってることを実感できるところに
あるんだから。
その点では今回の昭和天皇発言から、多くの人が「生きた歴史」を感じることができたの
ではないだろうか。
うわぁ、この文章書いててだんだんハイになってきたぞ。
冒頭にも書いたが、知らなかった歴史知識を得るときのワタクシは、目をらんらんと輝かす。
高校時代の世界史や大学の東洋史概説あたりの授業中は、毎回この気分であった。
傍からはさぞかしヘンな奴に見えたろうなぁ。
でもね、心底楽しいことしてる時って、周りのことなんて知ったこっちゃないのである。
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- 2006/07/22(土) 03:22:53|
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「にわかに目立つ人を世間がはやし立てる」流行は、
「その人がつまづいた時に笑う」流行のための準備なのだろう。
「大衆」という名を持たない人たちは現在、
やっと転んだファンドの人を笑うのに忙しい。
その前は新進IT企業社長の名を借りた詐欺師が標的だった。
この野郎目立ちやがって、羨ましい、妬ましい。
ネタにしてやる。笑ってやる。消費してやる。飽きたらポイだ。
そして捕まったら言ってやるんだ、「天罰が下った」ってな。
話題に飢えてるその他大勢の人たちは、今日も新しいオモチャを探している。
でもそのオモチャにされた対象の人たちは、
捕まったって、有罪になったって、
「大衆」の大多数の人たちの何千、何万倍もの資産を持っている。
彼らは表舞台から退場しただけであり、明日の生活に困るわけではない。
金持ち=勝ち組の基準で言えば、彼らはまだ大勝ちしたままである。
ましてや上場してないファンドは、自身の株価暴落で損をすることもない。
まぁ買っている株関連は軒並み落ちているみたいだけど一時的なものだし、
電鉄株はTOBしている相手に売るので固定価格となり、大もうけ確定。
結局損をするのはファンドに売り抜けられた連中である。
有楽町ラジオ局の時にファンドに売り抜けられたIT企業は、いいカモだったわけだ。
そりゃ裏切られたとも思うわな。騙された方が悪い、という自覚もあるようだが。
こういうニュースを見るにつけ思う。
「勝ち」って何? 金持ったから? つまづかなかったから?
その結論がまだ出ていない。 金持ったことないもんなぁ。
こうなると「目立つ人」対「大衆」というわけではなく、
自分対「大衆という名のよく分からないもの」なのかもしれない。
対大衆(または世間)について、自分に出来ることは何だろうか。
物事の本質を見極めること。人に安易に乗せられないこと。
でもそれが至難であることは承知している。
なぜなら、
自分を大衆に迎合させればラクだから。
大衆にとっての正義は「流行」であり、
流行に乗らない(乗せられない)のは悪と見なされるから。
でも、そこで流行に乗せようとしている人が誰なのかが分かれば、
正気を保っていられるのかもしれない。
最後に、ここ数年散々大衆にネタを提供しながら、
未だに転落してない首相閣下は、なかなかの傑物なのかもしれない。
最近はやや飽きられて過去の人扱いになりつつあるが、
それについても幕引きを決めることで、勝ち逃げが成功しつつある証左と言える。
少なくとも、「与党が好き勝手できる地盤(圧倒的多数の衆議院議員数)作り」と
「自分のところ以外の派閥破壊」いう改革は成し遂げたと評価してよい。
あとは引退後に、自伝や講演会で大もうけして、
昔の悪行がバレる前にこの世とオサラバできるか、であろう。
なんだかまとまらないなぁ。
この考察、まだまだ未完のテーマです。
でもこの発想、田中芳樹の原作版のファンが見れば、
「銀英伝」「創竜伝」あたりの影響受けまくりなのがバレますな。
- 2006/06/08(木) 00:30:11|
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存在感のあるレスラーというのはよい。
近藤修司は元々のリングネームを「コンドッティ修司」といい、闘龍門JAPAN(後のDragon Gate)で
若手レスラー→団体内最強ヒール(悪役)へと成長した。
必殺技の一つである「ランサルセ」は、相手にタックルを仕掛けてから一旦肩口まで持ち上げ、
走りながら前方に投げつける荒業である。おそらくアマレスの素地があるのだろう。
そのほか「キングコングラリアット」など、決して大きくない体ながらパワー殺法を得意としている。
もともとはミラノコレクションATをリーダーとした「イタリアンコネクション」の
ナンバー4くらいの位置だったが、2003年頃から見る見るうちに力をつけ、
同胞のBrotherYASSHIとともにイタコネを脱退して新ユニット「悪冠一色」の中心人物となった。
大鷲透、高木省吾、菅原拓也を合わせて計5人になった「悪冠一色」は、
観客(女性率高い)から本気の罵声を浴びるくらいの大ヒールとなったのだが、
彼らは2004年末に「素行不良」を理由に解雇される。
これは推論だが、今にして思うと本当に素行不良で解雇されたわけではないのだろう。
その頃の近藤は自分の進むべき道について悩んでいたという。
おそらくは自分たちのスタイルを貫くこと(ヒールが円満退社じゃ世間的に締まらない)と、
「団体残るんならリング外の仕事(営業等)もきっちりしろ」という残留選手や世間に向けての
メッセージを出すため、近藤たちとドラゲーの岡村社長が取った手段なのではなかろうか。
フリーのレスラーとなった5人は、別の道を歩むことになる。
近藤はYASSHIとともに、一足先に退団していたTARUに合流する形で全日本プロレスに上がり、
「ブゥードゥーマーダーズ(VM)」の一員としてやはり悪事の限りを尽くしている。
現在は同団体の世界ジュニアヘビー級のベルトを獲った王者であり、
その実力は高く評価されているものの、VMは乱入・暴行を繰り返して挑発するユニットなので、
やはりファンの本気めいたブーイングが絶えない。
マイクパフォーマンスもなかなか腹立たせてくれる。なんで腹立つかというと、
それは結構図星を突いたコメントだから。 つまりプロレス頭がいいということだ。
そして全日とは別に、師匠であるウルティモ・ドラゴンのもとで、
別興行として「Dragon Door」を立ち上げた。名前でわかるようにライブドアと提携していたのだが、
ライブドアがあんな風になってしまったので、今は「El Dorado(エルドラド)」に名称変更している。
このリングでの近藤は全日の時とは少し異なる。 大半のレスラーが自分の後輩ということもあり、
悪事ではなく後輩の「かわいがり」をしているように見える。
特にレスラーとしての才能に恵まれている石森太二には、殊更厳しく当たっていた。
特に日本のプロレスファン(というかワタクシ)は、
リングの上の結果やキャラだけでなく、レスラーの「人間性」を深読みする。
「悪役ほど実はいい人」というのは半ば常識化されたことだが、
近藤もそれに当てはまるように思えるのである。
事例1:近藤たちのドラゲー退団後、怪我で戦列を離れていたミラノコレクションATは、
悩んだ末についにドラゲーを離れてアメリカに渡ることになった。
退団の日、すでに全日に参戦していた近藤は、試合での決め技に
ミラノの必殺技である「ATロック」を使って勝った。
彼なりのメッセージをどうしても汲み取りたくなってしまう。
事例2:Dragon Door旗揚げ興行の時、ミラノは招待(??)されて客席にいた。
試合のとき、近藤はミラノとにらみ合っただけでなく、試合後のマイクでこう言った。
「おい照井(ミラノの本名)、誰もお前の普段着姿なんて見たくないんだよ!」
客席が沸いたのは言うまでもない。ミラノも次回以降の参戦を決意していた。
事例3:結局上記の次々回の興行で、ミラノは久々に日本のリングに上がり、
タッグで近藤たちと激突した。全日などの最前線で戦ってきた近藤に比べると、
アメリカ慣れしたミラノはテンポが合わず、苦しんだようだ。
でもその試合後、ミラノはマイクで言った。
「皆さん、ただいまーっ! コンちゃん(近藤)、ガッちゃん(菅原)、辻本(ブラザー)、
みんな以前とは別人でした。3人の刺激をもらって、またアメリカに帰ります。」
近藤もマイクで返した。
「ミラノ、お帰り。今日の試合は100点満点中10点だ。俺とお前がシングルで闘ったら
100点満点になるんじゃないのか?俺のベルトを掛けてもいいから、お前もベルトを取っておけよ。」
近藤とミラノに深い友情があることを感じさせる、いいコメントだった。
事例4:つい最近のEl Dorado プレ旗揚げ戦。 近藤と共に看板選手だった石森が退団して
NOAH(ノア:三沢光晴が社長の団体)に移ることになった。
試合後の近藤のコメントが泣かせる。
「抜けるのは凄く寂しいけど、お前が成長するんならそれは素晴らしいこと。
もしノアをクビになってしまったら、もしも素行不良で解雇になってしまったら、
ここはお前の家だ。いつでも帰って来いよ。」
その他にも、ドラゲー時代にJUNという同期のレスラーが引退するときの引退試合相手になったり、
全日の小島がシングル対戦後に一発で近藤を気に入ったり、など
近藤にはキャラで隠されてはいるものの、レスラー同士には好かれるものがあるのだろう。
これからも彼の活躍を楽しみにしたい。
追記。 腐女子の深読み非推奨。 気持ちは分からんでもないが。
テーマ:プロレス - ジャンル:スポーツ
- 2006/05/26(金) 06:53:13|
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